あ、朝から東京電力の人がきたよ。
この間、8時20分にきたときは、
「めちゃめちゃ急いでるんで!」って、お金を叩きつけるように渡したからか、
今日は8時5分に・・・。
控え目に、「おはようございます」と、ドアを叩いて・・・。
ごめん、まだ着替えてなかった。
それに、持ち金もなかったから、居留守使っちゃったよ。
電気ついてるのもろバレ。
部屋の中では音楽鳴ってるし。
土曜、台風来襲にそなえて閉めた雨戸。
それも、雨戸を閉めたあとでテレビつけたら、台風は通り過ぎた後だったという、
閉めた意味がまったくなかった雨戸。
いまだ閉まったまま。
部屋の中に自然光は一切入ってこない・・・。
こんな生活イヤだと、少し思った。
それにいざ出かけようとしたら、部屋のカギが見つからない・・・。
カバンをひっくり返して探して、結局化粧ポーチの中から発見。
泣きそう・・・を通り越して、なんかどうでもよくなって、普通に歩いて駅まで。
・・・小雨降ってる。
傘持ってない。
なんでみんな、こんな明るいのに傘持ってるの?
・・・そりゃ、雨降ってるから。
中央線は急病人発生とかで遅延。
もともと遅刻だったのだけど、「電車が遅れているので遅刻します」と会社にメール。
あとで運行情報確認したら、国分寺から新宿までノンストップの通勤特快を三鷹で緊急停車させたそう。
どれほどの急病だったんだろう・・・。
あの通勤特快はほぼ身動きできない状態で25分ノンストップすし詰めだから、
みんな病人みたいな感じで具合悪そうに見える。
いきなり血ぃ吐くとかしないと、周囲の人を動かすほど具合が悪いってアピールできなさそう。
ずいぶん昔だけど、混んだ車内で、女子高の服着た女の子が、
「助けてください。心臓が悪いんです」って言って目の前で崩れるように倒れたことがあって、
隣にいた男の人が慌てて支えて、近くの席の人に譲ってもらったりしてたよ。
あの時の子は、唇がどす黒いに近いくらい紫色になって、体が尋常でなく震えてて、まさに急病人という感じだった。
あの子まだ生きてるのかなって、たまに思い出す。